北東部諸州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/08 00:00 UTC 版)
「郡区 (アメリカ合衆国)」の記事における「北東部諸州」の解説
ニューイングランド地方とニューヨーク州では、郡の下位行政区画として市や町がある。これら諸州では「郡区」(township、タウンシップ)の代わりに「町」(town、タウン)という用語を使うが、実際、米国のほとんどの地域で一般的に使われる「町」 (town) という言葉の意味よりも郡区に近い(ただしニューイングランド地方の「町」は、ほとんどの場合、法人化済みの通常自治体である)。合衆国国勢調査局はそれら地方自治体を「郡区」と呼び区別しているが、それらの州には「郡区」という言葉をよく認識していない住民もいる(これら諸州の町が法的に市と同じ地位を持っていたとしても、米国の国勢調査では、地方自治体としての意味よりも定住・開発のパターンの方が考慮される。ニューイングランド地方とニューヨーク州の町は、通常、開発の少ない地域に囲まれた1つまたは複数の小さな中央地区を持つという点で、北中西部の郡区と似ている。だがニューイングランド地方では、市もまたそのような開発パターンを持つ)。ニューハンプシャー州、バーモント州、そして特にメイン州の住民の少ない地域では、郡の下位行政区画のうち法人でないものが郡区と呼ばれるが、ほかにも「gore」「grant」「location」「purchase」という用語も使われる。
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