勧告と準拠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 03:30 UTC 版)
「World Wide Web Consortium」の記事における「勧告と準拠」の解説
W3C Process Document によれば、勧告までの過程には以下の5つの段階がある。 作業草稿 (Working Draft, WD) 最終草案 (Last Call Working Draft) 勧告候補 (Candidate Recommendation, CR) 勧告案 (Proposed Recommendation, PR) W3C勧告 (W3C Recommendation, REC) 勧告は別途公表される正誤表 (Errata) で更新され、複数の更新を束ねて新たな版 (edition) が作られる。W3Cは標準として扱われることを意図していないノート (Notes) と呼ばれる各種文書も公表している。 勧告に従うかどうかは製造業者に任されている。多くの標準は準拠レベルが定義され、製品にW3C準拠を銘打ちたい場合は準拠せねばならない。他の標準化団体の規格と同様、W3C勧告は部分的に実装されることがある。勧告は特許使用料を徴収しないライセンスで提供され、誰でも実装可能である。 インターネット協会(ISOC)や他の国際規格団体とは異なり、W3Cは認証プログラムを用意していない。認証プログラムには利点と欠点がある。W3Cは今のところ、認証プログラムを開始することはコミュニティにとって害の方が大きくなる危険性が高いと考えられている[要出典]。
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