勝部太とは? わかりやすく解説

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勝部太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/22 09:55 UTC 版)

勝部 太(かつべ ふとる、1949年 - )は、日本声楽家・音楽教育者。東京藝術大学名誉教授。群馬大学教育学部名誉教授。元東邦音楽大学特任教授。専門は声楽

来歴

長崎市出身。福岡教育大学英語科を卒業。1976 年東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻(独唱)修了。同年、日本音楽コンクール声楽部門第1位受賞。

1977年《蝶々夫人》シャープレスで二期会にデビューし、1978 年《ドン・ジョヴァンニタイトルロールを演ずる。1979年文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンに留学する。帰国後、モンテヴェルディオルフェオ》タイトルロール、《フィガロの結婚》伯爵、《ファルスタッフ》フォード、《タンホイザー》ヴォルフラム、《ワルキューレヴォータン、《カルメン》エスカミーリョ、《ちゃんちき》狐のおとっさま、《金閣寺》溝口、《欲望という名の電車》スタンリーなど、バロックから現代までさまざまなオペラで活躍する。コンサート歌手としても「第九」はもとより、マーラーツェムリンスキーでも優れた歌唱を行う。近年はシューベルトの歌曲集《冬の旅》とロシア・ロマンスに情熱を傾ける。1979年と1991年ジロー・オペラ賞。1991年第1回出光音楽賞

東京藝術大学では1982年以来音楽学部声楽科非常勤講師を務め、2012年同准教授、2013年同教授として34年にわたって後進の育成にあたってきた。この間、1985-1999年東邦音楽大学総合芸術研究所教授(1999年- 特任教授)、1999-2012年群馬大学教育学部教授。日本声楽アカデミー会員、二期会会員。

年譜

人物

中山悌一に師事。

演奏会形式で、小澤征爾指揮新日フィル公演「アッシジの聖フランシスコ」(日本初演)のフランシスコ、若杉弘指揮N響公演「ペレアスとメリザンド」「光太夫」(フセイノフ・世界初演)等に出演している。

これまでにベートーヴェンレーヴェシューベルトシューマンブラームスヴォルフ等の歌曲によるリサイタル日生劇場水戸芸術館、上毛ホール等で度々行っている。

二期会会員。

歌をこよなく愛している。

活動実績

担当講義

  • 声楽
  • 合唱



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