効果・主張される効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 05:16 UTC 版)
現代社会は全体としては以前より安全になっており、生命や身体の危機・客観的な不幸は減っている。前近代のように宿命論のない、開かれた自由で不確定な社会であるため、積極思考によって積極的に思考し動くことで、事態が開ける可能性があるというプラスの面がある。不確定な時代の期待感と積極思考は相性が良く、不幸な人を追い詰めると同時に、不幸な人に対する即効性のあるカンフル剤になっている。 ロンダ・バーンは『ザ・シークレット』で、成功や幸せについて思考することで成功や幸せを「引き寄せる」ことができると主張した。例示される悩みは軽いものが多く、この中で比較的重い「お金がない」という悩みに対し著者は、お金がない「唯一」の理由は自分自身の後ろ向きな思考であると答えている。 引き寄せの法則は、必ずしもバーンのように即物的な富を求めるものではなく、ニューソート系のユニティ (新宗教)(英語版)の歴史・神学研究者のトーマス・シェパードは、神に近づくための精神的成長のためにあると述べている バーンは「津波などの災害に見舞われるのは『その災害と周波数を同じくする』人だ」とも語っており、災害に合うような思考をすることで災害に合うとしている。
※この「効果・主張される効果」の解説は、「積極思考」の解説の一部です。
「効果・主張される効果」を含む「積極思考」の記事については、「積極思考」の概要を参照ください。
- 効果・主張される効果のページへのリンク