前園泰徳
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前園 泰徳(まえぞの やすのり、1972年(昭和47年)5月7日[要出典] - )は、日本の教育者、環境学者(生態学・環境教育)。学位は博士(農学)(東京大学・2003年)[1]。元:福井県勝山市環境保全推進コーディネーター。
註釈
- ^ a b 環境教育を専門とする教員は、日本国内では前園が最初の人物である[2]。
- ^ アサギマダラの渡りの調査は長年にわたり行われてきたが、種子島以外の南西諸島の島から本州に渡っている例は24年間の調査で一例も見つかっていなかった。2004年に医師の栗田昌裕が奄美大島でマーキングした個体が本州で発見され、さらに続いて同じく栗田のマーキングした個体と前園がマーキングした個体がそれぞれ1例ずつ見つかったことから、アサギマダラが奄美大島から本州に渡っていたことが確認された[22]。
- ^ 先行研究によりアキアカネが秋に山間部から平地に移動することは報告されていたものの、羽化したアキアカネが夏に平地から山間部に移動することは確認されておらず、あくまで推測に過ぎなかった。しかし、前園らは史上初めて平地から山間部に移動することを報告し、平地と山間部との双方向の移動の全容が明らかになった[4]。
出典
- ^ a b c d 前園泰徳 2003.
- ^ a b c d e f g h i j k l m 「プロフィール」『会員リスト|詳細』科学技術振興機構社会技術研究開発センター。(アーカイブ)
- ^ a b c d e f g h i j 前園泰徳「地域の魅力を見出し美しい故郷を未来へ残す」『教員紹介 - 受験生サイト - 福井大学 University of Fukui』福井大学。
- ^ a b 森上需「赤トンボの避暑地への移動 国内初確認-東邦大学理学部生命圏環境科学科野外実習において」『赤トンボの避暑地への移動 国内初確認~東邦大学理学部生命圏環境科学科 野外実習において~|プレスリリース|学校法人東邦大学』東邦大学、2011年9月23日。
- ^ a b c 「自己紹介文」『プロフィール』ニフティ。
- ^ 馬場友希「東京大学大学院農学生命科学研究科生物多様性科学研究室(宮下研)」『個体群生態学会会報』65号、個体群生態学会、2007年6月30日、12頁。
- ^ a b 馬場友希「東京大学大学院農学生命科学研究科生物多様性科学研究室(宮下研)」『個体群生態学会会報』65号、個体群生態学会、2007年6月30日、13頁。
- ^ 『なぜ“自然を知ること”が大切なのか? --子ども達への環境教育が拓く奄美の未来』。
- ^ 「京都大学昆虫生態学研究室」『最近移動したメンバー - 京大昆虫研HP - 京大昆虫研HP - 新規サイト012』京都大学昆虫生態学研究室。
- ^ 佐藤正典ほか『滅びゆく鹿児島――地域の人々が自ら未来を切り拓く』南方新社、1995年、212頁。
- ^ a b c 「私たちは地域環境学ネットワークの会員です」『会員リスト | 地域環境学ネットワークとは | 地域環境学ネットワーク』科学技術振興機構社会技術研究開発センター、2013年1月21日。
- ^ 元准教授、頼まれたと主張 教え子殺害初公判 日本経済新聞 2016年9月12日
- ^ 元准教授教え子殺害、12日初公判 「嘱託」有無が争点、福井地裁 福井新聞 2016年9月11日
- ^ 「『社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)』読売新聞、2015年4月4日。
- ^ 元准教授、嘱託殺人の判決確定へ 懲役3年6月、福井地検控訴せず 福井新聞 2016年10月13日
- ^ 「○○は生きたがっていた」 受刑者側、争う姿勢 遺族損賠訴訟初弁論 東邦大院生絞殺 千葉日報 2017年5月11日
- ^ “院生殺害、8500万円賠償命令 民事は「嘱託」認めず―千葉地裁”. JIJI.com. (2021年1月13日) 2021年5月7日閲覧。
- ^ “大学院生殺害、嘱託認めず 男性に8593万円賠償命令”. 朝日新聞デジタル. (2021年1月13日) 2021年5月7日閲覧。
- ^ 前園泰徳「DEEPが目指すもの」『DEEP AMAMI:代表からのメッセージ』DEEP AMAMI。(アーカイブ)
- ^ 「メンバー紹介」『DEEP AMAMI:メンバー紹介』DEEP AMAMI。(アーカイブ)
- ^ 婦人之友 2010.
- ^ a b 栗田昌裕『謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?』PHPエディターズ・グループ、2013年、ISBN 978-4569813820。
- ^ a b 前田信二『千葉いきもの図鑑――A Field Guide to the Plants and Animals of Chiba』メイツ出版、2013年。ISBN 978-4780413359。
- ^ 前田信二『埼玉いきもの図鑑――A Field Guide to the Plants and Animals of Saitama』メイツ出版、2012年。ISBN 978-4780411645。
- ^ 蔵満逸司『奄美もの知りクイズ350問』南方新社、2005年、175頁。ISBN 978-4861240683。
- ^ 『平成24年度勝山左義長まつりフォトコンテスト入賞一覧』。
- ^ 「勝山左義長まつりフォトコンテスト入賞作品展」『広報かつやま』703号、福井県勝山市、2013年6月、14頁。
- ^ 樋口広芳『生命にぎわう青い星――生物の多様性と私たちのくらし』化学同人、2010年、口絵(5)。ISBN 978-4759813302。
- ^ 樋口広芳『生命にぎわう青い星――生物の多様性と私たちのくらし』化学同人、2010年、40頁。ISBN 978-4759813302。
- ^ a b c 前園泰徳「環境教育が人の心と地球を救う――奄美大島龍郷町からの挑戦」『バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集』22号、バイオメディカル・ファジィ・システム学会、2009年10月10日、155頁。
- ^ 前園泰徳「環境教育が人の心と地球を救う : 奄美大島龍郷町からの挑戦(一般講演B4,奄美)」『バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集』第22回バイオメディカル・ファジィ・システム学会、バイオメディカル・ファジィ・システム学会、2009年、155-158頁、doi:10.24466/pacbfsa.22.0_155、ISSN 1345-1510、NAID 110008136544。
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