しょ‐い〔‐ヰ〕【初位】
そ‐い〔‐ヰ〕【▽初位】
読み方:そい
⇒しょい(初位)1
大初位
(初位 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/09 07:56 UTC 版)
大初位(だいしょい、だいそい)は、日本の位階における位の一つ。従八位または従九位の下、少初位の上の位階である。
概要
律令制においては、さらに大初位上と大初位下の二階に分けられた。大初位は、一部の司の令史、大宰府の判事大令史、家司の一品家少書吏、二品家大書吏、職事一位家少書吏、掃部寮の少属などに相当する。
明治時代初期の太政官制においては上下の区別がなくされた。また、大初位は、明治2年(1869年)8月22日[注釈 1]に定められた職員令により、相当の職もなくなった[1] 。
栄典としての位階制が定められた叙位条例(明治20年勅令第10号)、位階令(大正15年勅令第325号)には、初位はない。
脚注
注釈
出典
- ^ 法令全書「明治2年」、国立国会図書館。
外部リンク
「初位」の例文・使い方・用例・文例
初位と同じ種類の言葉
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