初代 正成
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初代 鴻池 善右衛門(慶長13年(1608年) - 元禄6年1月26日(1693年3月2日))は、江戸時代初期の当主。名は正成。 鴻池新六直文(幸元)の八男。1619年に摂津国大坂へ移り、1633年に分家を立てる。屋敷のある今橋から「今橋鴻池」とも呼ばれる。 1625年には大坂と江戸の間の海運業をはじめ、諸大名の参勤交代や蔵物の輸送業務を手がけた。1656年には酒造を廃業して両替商をはじめる。大名貸、町人貸、問屋融通など事業を拡大した。 1661年、顕孝庵(現・大阪市中央区中寺2丁目)を再興して菩提寺とした。
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