冗長性の原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/06 01:23 UTC 版)
「Common Address Redundancy Protocol」の記事における「冗長性の原理」の解説
CARPを利用しているホストのグループは、「冗長グループ」と呼ばれている。冗長グループは、グループのメンバー間で共有または分割されたIPアドレスを自身に割り当てる。 グループ内部は、1つのホストが「master(マスター)」に指名され、 残りは「slave(スレーブ)」と呼ばれる。 マスターホストは、目下、共有IPアドレスを「take(所持)」しているホストで; そのIPに対するあらゆるトラフィックやARP要求に応答する。各ホストは複数の冗長グループに所属することも出来る。各ホストは2つ目の固有IPアドレスを持っている必要がある。 CARPの一般的な使用方法は、冗長ファイアウォールのグループを作ることである。冗長グループに割り当てられた仮想IPアドレスはデフォルトのゲートウェイとしてクライアント機に設定される。もし、マスターファイアウォールが故障したりネットワークと繋がらなくなった場合、仮想IPアドレスはスレーブファイアウォールの1つが引き継ぎ、サービスは 中断なく利用できる。
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