再築システムの家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 14:01 UTC 版)
セキスイハイムは2002年(平成14年)5月から「再築システムの家」というサービスを開始している。この「再築システムの家」は、古いセキスイハイムの住宅ユニットを分解・下取りし、工場において補修・点検などをして、新たに再生された住宅として別の顧客に販売するというものである。これは、箱形のユニットを組み合わせるというユニット住宅の特性により実現されたもので、近年の日本の住宅が「ミンチ解体」と呼ばれる方式で解体され大量の産業廃棄物を発生させている問題 の回避に成功している。 また、2002年(平成14年)12月からは「光熱費ゼロ住宅」の販売を開始している。これは太陽光発電システムや高効率給湯器の搭載、住宅断熱性能の向上、照明設備の省エネルギー化などを組み合わせることで、光熱費ゼロ住宅を実現するとされている。 この仕組みを応用して、「リユースハイム」キャンペーンを行っている。これは住宅展示場の建て替えや更新、また展示場自体の閉鎖に伴い、使われなくなったモデルハウスを希望者に抽選で購入してもらうもの。基本的にはモデルハウスの設計そのものを移築するが、当選者の土地スペースによって間取りなどを変更することもできる。
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