内装・機器類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:01 UTC 版)
「大阪市交通局30000系電車」の記事における「内装・機器類」の解説
台車はインダイレクトマウント・モノリンク式台車であり、23系23613Fで試験的に用いられたものをベースとしたDS-300形台車 が採用されている。 冷房装置は20系のものより薄型で冷房能力が強化されたものが1両につき2基搭載され、中央へ少し寄せられている。新20系以前の車両で客室内の天井に生じていた冷房装置下部と非搭載部の段差が解消されるとともに、天井高さが引き上げられてフラットな見付となった。座席下部に取り付けられている暖房装置も80系以前の車両より薄型になり、座席下部機器の移設もあり床面積を拡大している。谷町線向け第1編成では大阪市交通局の車両として初めて台車点検蓋を床材で隠し、フラットな床面にしている。 補助電源装置は第3軌条方式5路線では初めてとなるSIVを搭載している。 車内には大阪市交通局の車両としては初 の液晶ディスプレイ(LCD)による車内案内表示装置を設置し、次駅案内や4カ国語(日本語・英語・中国語・ハングル)の運行案内などを知らせる。 御堂筋線31601Fの車内 谷町線32601Fの車内 御堂筋線用車両の車内LCD(三菱電機製) 谷町線用車両の車内LCD(交通電業社製)
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