内蔵OS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 00:14 UTC 版)
「Atari 8ビット・コンピュータ」の記事における「内蔵OS」の解説
アタリの8ビットコンピュータはROMにオペレーティングシステムを内蔵していた。Atari 400/800 には以下のバージョンがある。 OS Rev. A - 10 KB ROM (3チップ) 初期のマシンに搭載。 OS Rev. B - 10 KB ROM (3チップ) バグ修正版。400/800の多くで搭載。 XL/XE ではハードウェア機能追加に対応するためOSのバージョンアップしている。しかし、そのために一部ソフトウェアでは非互換が生じた。これに対処するため、アタリは400/800用の古いOSをXL/XEにロードできるフロッピーディスクを Translator Disk としてリリースした。 OS Rev. 10 - 16 KB ROM (2チップ) 1200XL Rev A で採用。 OS Rev. 11 - 16 KB ROM (2チップ) 1200XL Rev B で採用(バグ修正)。 OS Rev. 1 - 16 KB ROM 600XLで採用。 OS Rev. 2 - 16 KB ROM 800XLで採用。 OS Rev. 3 - 16 KB ROM 800XE/130XEで採用。 OS Rev. 4 - 32 KB ROM (16 KB OS + 8 KB BASIC + 8 KB Missile Command) XEGSで採用。 また、XL/XEでは Atari BASIC のROMも内蔵している。これは電源投入時にキーボード右端のOPTIONキーを押下しておくと使用不可にすることができる。初期のレビジョンBはバグが多く、後期モデルではレビジョンCとなった。
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