内蒙古からの移住者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 08:42 UTC 版)
「在台モンゴル人」の記事における「内蒙古からの移住者」の解説
内蒙古に住んでいた少数民族・蒙古族(モンゴルではなく中華民国の国民)の一部は、1949年で国民党が敗れて台湾に撤退する際に、一緒に台湾に渡った。1959年の蒙蔵委員会の統計によると、台湾には139世帯431人の蒙古族がおり、そのほとんどがジョソト、ジェリム、ジョーオダの盟に所属していた。1949年に中国本土から台湾へ渡り、1957年に亡くなるまで台北に住んでいた活仏チャンキャ・ホトクト7世も、国民党と共に台湾に渡ったうちの一人である。他に、呉鶴齢(ウネンバヤン)、白雲梯(セレンドンロブ)などがいた。 その後、中華民国がモンゴル(外蒙古)の独立の承認を取り消して自国領土と主張したこともあり、21世紀に入るまでモンゴルと台湾との接点はほとんどなかった。
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