具体的な監査方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/04 01:16 UTC 版)
「スプレッドシート統制」の記事における「具体的な監査方法」の解説
2007年10月24日に、日本公認会計士協会は、「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」(監査・保証実務委員会報告第82号)を公表した。この指針によると、スプレッドシート統制に必要な要件は以下の通り。 (ア)スプレッドシートを使用し、財務報告の基礎資料を作成している場合、マクロや計算式等を検証していること (イ)スプレッドシートのマクロ、計算式等の検証が適切になされていない場合、手計算で確かめる等の代替的な手段がとられていること (ウ)スプレッドシートに対するアクセス制御、変更管理、バックアップ等の対応について検証していること このうち、(ウ)については、ユーザー個人がデータを管理するスタンドアローン型の表計算ソフト(「Excel」や「Lotus 1-2-3」など)において実現するとこは事実上困難なため、インターネット上において一元的に管理できるオンライン型の表計算(「Google Docs」や「OnSheet」など)を使用する企業が徐々に増加している。
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