共有形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/23 14:22 UTC 版)
「コンピュータ・クラスター」の記事における「共有形態」の解説
リソースの共有形態からみたクラスターの分類には以下がある。 密結合クラスター(クラスターを構成する各コンピュータから、対象のリソースを共有するもの) 疎結合クラスター(クラスターを構成する各コンピュータは、ネットワーク以外に直接のリソース共有が無いもの) 1の例は、一部のコンピュータの障害には対応できるが、対象リソース(外付けディスク装置や、その中に格納されたデータベースなど)自体は単一障害点(SPOF)となるため、別の冗長化と併用する場合が多い。なおOracle Databaseは10gでグリッド技術を導入したが、基本は密結合クラスター(外部DISK共有モデル)である。 2の例は、ネットワークがボトルネックとなり易いため、特に高速なネットワーク(スイッチ等)を使う場合がある。なおグリッドやプロビジョニングは、この発展系と考える事もできる。
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