疎結合クラスターとは? わかりやすく解説

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疎結合クラスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/21 03:48 UTC 版)

疎結合クラスター(そけつごうクラスター)とは、コンピュータ・クラスター配下のサーバ(ノードと呼ぶ)群の間で共有するシステムリソースメモリ/ディスク/CPUなど)を持たない、非共有型クラスターの事を呼ぶ。 多くの場合、情報の共有に必要なメッセージング機能を搭載し、必要な通知のみを送り合う。

そのため、各ノードが単独に動作する様に見え、クラスター配下に追加するノード数に合わせてスケーラブルに性能が向上し易い。一方、実際はその上流にてシステムの統合性を確保している事が多く、上流側に配置される機器の制御を工夫する必要がある。

例を挙げれば、コンシューマサイトのWebサーバ群であり、制御する上位層としてはロードバランサとなる。

また、PCクラスタにより実現される科学技術計算システムも該当する。

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