密結合クラスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/04 17:39 UTC 版)
HAクラスタ[1](HAクラスター、密結合型クラスター、密結合クラスター)とは、システムに何らかの障害が発生した場合に備えて、障害発生後でもシステム全体の機能を維持し続けられるように予備の装置を平常時からバックアップとして配置し運用しておく[2]冗長ネットワークノードで構成される複数のコンピュータアーキテクチャーで、プライマリーサービスに障害が発生したときにセカンダリーまたはバックアップサービスを提供する[3]。クラスターに参加するノード間で各種資源と情報を共有し、1台のサーバのように動作するクラスターのこと。密結合クラスターでは、多くの場合、幾つかのサービスを提供する計算資源/処理環境を、1台のコンピュータに模して提供するため、クラスターに参加する個々のノードの障害によるサービスの中断を防ぐことが可能となる。
- ^ “HAクラスタとは - IT用語辞典”. IT用語辞典 e-Words. 2022年1月3日閲覧。
- ^ “冗長化とは | OSSのデージーネット”. 株式会社デージーネット公式サイト. 2022年1月3日閲覧。
- ^ Stallings, William (2016). Foundations of modern networking : SDN, NFV, QoE, IoT, and Cloud. Florence Agboma, Sofiene Jelassi. Indianapolis, Indiana. ISBN 978-0-13-417547-8. OCLC 927715441
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