公表された状態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/20 20:19 UTC 版)
実際に公表されたのは、神代~神武天皇誕生までの1~3巻(上中下)のみであり、平田宗家に、草稿として第7巻の神功皇后の伝までが現存し保管されている。成文は天地開闢から鵜草葦不合命(うがやふきあえずのみこと)までの出来事を165段に分けて記述している。上巻の34段までは高天原の物語を、中巻は105段までで、出雲を舞台とした神々の物語を記し、下巻の106~165段迄は筑紫の物語を含めて神孫の代に及ぶ。 神代の物語である古史成文を脱稿する切っ掛けになったのは、駿河の門人の一人である柴崎直古の依頼により1812年(文化八年)十月から年明けまで逗留した事による。滞在中の僅かな期間に『古史成文』『古史徴』『霊能真柱』等の稿を次々と書き著した。
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