八十神の迫害とは? わかりやすく解説

八十神の迫害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/22 14:09 UTC 版)

大国主の神話」の記事における「八十神の迫害」の解説

大穴牟遅神オオナムヂ、後の大国主)の兄神たちである八十神ヤソガミ)は因幡国八上比売ヤガミヒメ)に求婚するが、ヤガミヒメオオナムヂ結婚するといったため、八十神オオナムヂ恨み、殺すことにした。オオナムヂ伯岐の手前の山につれて来て、「赤いがこの山にいる。我々が一斉に追い下ろすから、お前は待ち受けてそれを捕えよ」と命令したオオナムヂ待ち構えていると、八十神似た大石を火で焼いて転がし落とし、それを捕えようとしたオオナムヂ石の火焼かれ死んでしまった。 オオナムヂ母親刺国若比売(サシクニワカヒメ)は息子の死悲しんで高天原上り神産巣日神カミムスビ)に救い求めたカミムスビ遣わしたキサガイヒメ𧏛貝比売。 オオナムヂ復活知った八十神は、再度殺害試みた大木切り倒して割れ目作り、そのなかにオオナムヂを入らせ、引き抜いて打ち殺してしまった。母親泣きながらオオナムヂ探して大木をみつけ、すぐに木を裂いて取り出して生き返らせた。母親は、「あなたはここにいたら、八十神滅ぼされてしまうだろう」といい、木国大屋毘古神オオヤビコ)の所へ行かせた。 オオヤビコ所へ行くと、追ってきた八十神オオナムヂ引き渡し求めたオオヤビコオオナムヂを木の股を潜り抜けさせて逃がし須佐之男命スサノオ)のいる根の堅州国に向かうようにいった。

※この「八十神の迫害」の解説は、「大国主の神話」の解説の一部です。
「八十神の迫害」を含む「大国主の神話」の記事については、「大国主の神話」の概要を参照ください。

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