八十慈像の伝承
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/21 06:45 UTC 版)
照姫と清海が身を投げた時、清海の瞼に一条の光を放つ慈しみに満ちた仏像が浮かんだ。清海がその仏像の姿を思い出すままに彫り刻んだものが「八十慈像」である。現在では「八十慈像」は恋の願いを叶え、病気平癒をもたらしてくれる仏様として人々に信仰されている。「八十慈像」のような恋愛を司り、恋を叶える縁結びの仏様は珍しく、全国どこにもないといわれている。願い事の方法は、願い事を書いた絵馬を持って願い事を唱えながら「八十慈像」の周囲を三回まわるだけである。そうすれば、人々の思いを見届けた「八十慈像」が願いを叶えてくれるといわれている。恋人募集中の人や、恋に悩む人、病気の人も慈しみに満ちた「八十慈様」に願い事を頼んでみなされ。
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