入場者の選別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 09:36 UTC 版)
「タウンミーティング 小泉内閣の国民対話」の記事における「入場者の選別」の解説
2005年11月27日に京都府京都市で行われた「文化力親子タウンミーティング」の際に、入場者の中に問題を起こす者がいるとして、この参加者の応募受付番号をあらかじめ落選する番号に設定し、作為的に選別していた。 これに対して、落選させられた京都市左京区在住の中学校の男性教諭(56歳)と大学の女性職員(54歳)の夫妻ら4人が、『表現の自由』を侵害されたなどとして、総務省や京都市を相手取り、総額800万円の支払いを求める訴訟を京都地裁に起こした。同地裁は2008年12月8日、「タウンミーティングへの参加権は法的保護に値しない」として、訴えを棄却する判決を言い渡したが、その後2009年9月17日に控訴審の大阪高裁は一審判決を変更し、「抽選の信頼性と、タウンミーティング参加への期待は法的保護に値する」として、原告のうち3人について計15万円を支払うよう国と京都市に命じた。
※この「入場者の選別」の解説は、「タウンミーティング 小泉内閣の国民対話」の解説の一部です。
「入場者の選別」を含む「タウンミーティング 小泉内閣の国民対話」の記事については、「タウンミーティング 小泉内閣の国民対話」の概要を参照ください。
- 入場者の選別のページへのリンク