兒玉信次郎とは? わかりやすく解説

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児玉信次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 13:17 UTC 版)

児玉 信次郎(こだま しんじろう、1906年 - 1996年1月17日)は、日本の化学者。

経歴

京都市に生まれる。第三高等学校(現在の京都大学)卒業後、1928年(昭和3年)京都帝国大学工学部工業化学科を卒業、理化学研究所に勤務した後に1932年(昭和7年)住友肥料製造所に転じる。1940年(昭和15年)京都帝国大学大学教授。1957年(昭和32年)に京都大学を退官後、住友化学の取締役となり、常務、専務を経て1965年(昭和40年)に副社長となった[1]

住友化学に勤務する傍ら、学術審議会委員、大学基準研究協議会委員、工業技術協議会臨時委員等の公職も務め、さらに日本化学会、化学工学協会、 日本特許協会、近畿化学工業会などの会長も歴任した[2]

受章歴

  • 1952年(昭和27年)化学会賞
  • 1970年(昭和45年)藍綬褒章
  • 1976年(昭和51年)勲二等瑞宝章
  • 1977年(昭和52年)高分子科学功績賞

エピソード

脚注

  1. ^ 児玉信次郎『出身県別 現代人物事典 西日本版』p387 サン・データ・システム 1980年
  2. ^ 訃報『京都大学広報』1996年2月15日
  3. ^ 異端と最先端”. 京都大学工学広報 (2012年). 2022年10月15日閲覧。

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