玉置明善とは? わかりやすく解説

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玉置明善

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/27 07:13 UTC 版)

玉置 明善(たまき あきよし、1908年明治41年〉8月8日[1] - 1981年〈昭和56年〉6月2日[1])は、昭和時代の実業家

経歴

大連にて玉置準三の長男として生まれる[2][1]。本籍は佐賀県[3]旧制佐賀高等学校、1930年に九州帝国大学工学部応用化学科を卒業。同年、三菱合資会社に入社。翌年1931年三菱石油(現 JXTGエネルギー)に移る。1946年に工事部長、1948年に同社工事部が分離独立して千代田化工建設が発足すると常務取締役となる[4]1957年11月、初代社長の大久保繁雄に代わり社長に就任[5]1970年会長兼務[6]

安全工学協会(現: 特定非営利活動法人安全工学会)の第2代会長(1967年-1978年)や[7]、化学工学協会(現: 公益社団法人化学工学会)の第16代会長(1967年-1969年)[8]日本プラントメンテナンス協会の初代会長(1981年)を務めた[9]。化学工学会には研究奨励賞として同氏を記念した玉置明善記念賞がある。

著作

  • 『化学プラント建設便覧』丸善出版、1972年。
  • 『エンジニアリング産業論』東洋経済新報社、1977年。

親族

脚注

  1. ^ a b c 上田ほか 2001, 1197頁.
  2. ^ 人事興信所 1948, タ75頁.
  3. ^ ダイヤモンド社 1958, 347頁.
  4. ^ 千代田化工建設株式会社『千代田化工建設60年の歩み』、p.102(2008)
  5. ^ 千代田化工建設(株)『千代田化工建設25年史』(1973)
  6. ^ 「20世紀日本人名事典」、日外アソシエーツ、2004年
  7. ^ 安全工学会のあゆみ沿革安全工学会
  8. ^ 化学工学会 » 歴代会長(2018年6月25日閲覧)
  9. ^ 「沿革」公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会
  10. ^ 人事興信所 1995, た382頁.

参考文献

先代
大久保繁雄
千代田化工建設社長
1957年 - 1981年
次代
玉置正和
先代
柴田勝太郎
安全工学協会会長
1967年 - 1978年
次代
北川徹三
先代
新設
日本プラントメンテナンス協会会長
1981年
次代
苅込一郎



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