兄・つげ義春について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 05:07 UTC 版)
2017年10月31日発行の「アックス」vol.119(特集つげ義春生誕80周年)誌上では、「兄についてはよく知らない」とコメントしている。 兄・義春は、早くに家を出ていたため、時々会う程度であった。記憶の中に兄は「点」としてあるのみで、「線」としての痕跡など語れるほどはない。電話で会話を交わすのは年に5-6回程度で、内容の多くは体調についてである。珍しく出版界の話題に触れることもあったが、さらに紙の本が売れなくなっている現状から、自分たちモノ書きもここまでかというような結論であり、どんな話題でも最後は日暮れ時のように薄暗い。その他の、例えば兄や甥の正助との日常生活に関しては、他人の口を介して聞く程度である、と発言している。
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