催眠を行う際の資格、素人催眠術師
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「催眠」の記事における「催眠を行う際の資格、素人催眠術師」の解説
日本では臨床心理士という資格があるものの、その専門業務は臨床心理査定・臨床心理面接・臨床心理的地域援助・以上三つに対する調査研究、と多岐にわたり催眠に限った資格ではない。 民間では、日本催眠医学心理学会が認定している「認定催眠士」という資格がある。平成21年11月に『催眠技能士』から『認定催眠士』へと名称が変更された)。 また、大谷は著書『現代催眠原論』において「素人催眠術師」を次のように批判している。ここでいう素人催眠術師とは、催眠術師として活動しているのにも関わらず何の資格も保持していない者を指す。 筆者(大谷)は見立てや治療ゴールを無視した素人催眠術師による非倫理的な催眠行為を、「でも・しか催眠」と呼んでいましめているが、素人催眠術師の活動はこれの典型であり、まさに倫理を冒涜した行為以外の何ものでもない。 — 高石昇、大谷彰、『現代催眠原論』(Kindle版、位置No. 6022/7373~6033/7373) 日本臨床催眠学会、日本催眠医学心理学会、国際催眠学会(The International Society of Hypnosis)では、催眠に関して「(専門家は)素人催眠術師の行動には一切関与しない」といった倫理要綱が存在する。
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