偶像に描かれる特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 15:10 UTC 版)
その名の通りクリシュナの肌の色は通常黒、または暗い色と表現されるが、彫像や現代の絵画では青い肌で表現されることが多い。そして金色のドウティ(腰布)をまとい、クジャクの羽の王冠を戴いた姿で描写される。多くの場合少年または青年の姿で、独特のくつろいだ様子で立ち、横笛(バーンスリー)を演奏する様子が描かれる。神話に語られるエピソードの一場面を切り取った描写も多く、例えばバターを盗む幼児の姿、山を持ち上げる姿、アルジュナの御者を務める姿などが挙げられる。また、額に刻まれているUの文字はヴィシュヌ神を表している。 地域によって独特なクリシュナの表現を持つ場合がある。例えばオリッサ州のジャガンナートやマハーラーシュトラ州のヴィトーバ(英語版)、アーンドラ・プラデーシュ州のヴェーンカテーシュワラ(英語版)、ラージャスターン州のシュリナートジー(英語版)などがある。
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