停留所名・車内放送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 07:29 UTC 版)
音声合成放送の導入が熊本県内の事業者の中でも最も遅かった。また、導入については8トラテープに収録されているデータをそのままデジタルに置き換えるかたちを採ったため、音声合成特有のイントーネーションの違和感はほとんどない。 複数社が乗り入れる路線において、バス停名が共通であるにもかかわらず、車内放送や運賃表示器の表示のみ熊本バス独自のものとなっているケースが多々見受けられる。(例)十禅寺町(川尻市道)/神水町(東バイパス)→バス停名は共通だが、音声と運賃表示はそれぞれ「十禅寺」/「神水」。熊本中央病院は「中央病院前」の表示で熊本中央病院の音声案内。 (例)向山校前/砂取校前→運賃表示はバス停名と同じだが、音声はそれぞれ「こうざんしょうがっこうまえ」/「すなとりしょうがっこうまえ」。このケースについては、バス停名が熊本市電の電停名に由来する場合(日吉校前や健軍校前)はそのままの読みだが、それ以外は「~しょうがっこうまえ」と読み替えるという一定の法則がみられる。 「新市街」(熊本都市バスでは「辛島町」)のように、共用の停留所でありながらバス停名そのものがまったく違うものもある。 郡部のバス停においては、「病院前」や「学校前」、「記念碑前」などその町内の中でわかる最小限の名称が用いられていることが複数あるが、「学校前」のように他の市町村からだとどの学校を指すのかがわかりづらいものや、「記念碑前」が甲佐町・(旧)城南町の両方にあって区別が難しいことなどから、近年のダイヤ改正の際に「城南・病院前」「砥用(・)学校前」「城南・記念碑前」と地名を後付けした名称への置き換えが進んでいる。
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