偉大なる母
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 00:56 UTC 版)
グノーシスのミサの中で、ババロンはグノーシスの教義で言及される。 そして私は信じる。大地の中に、我々全ての母、そして全ての人類を産み、彼らが安らぐ子宮、彼女の名はババロン。 ここで、ババロンは生命の樹で偉大なる海とイシス、ババニ、マアトとしての母なる女神を表すセフィラ、ビナーとして見なされる。さらに、彼女は全ての肉体の母を表す。サバジウスとヘレナ(1998)は、こう書いた。 偉大なる母として、ババロンはMATTER(ラテン語の母に由来する言葉)を表す。彼女は私たち各々の肉体の母であり、私たちの裸の魂に物質的な肉を着せてくれた。つまり、彼女は母のアーキタイプ、大いなるヨーニ(女陰)、血の通った生命全ての子宮であり、大いなる海、世界を覆い、我々の血管を通る聖なる血そのものであり、大地の母、我々が知る全ての命の子宮である。
※この「偉大なる母」の解説は、「ババロン」の解説の一部です。
「偉大なる母」を含む「ババロン」の記事については、「ババロン」の概要を参照ください。
- 偉大なる母のページへのリンク