グノーシスのミサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/01 19:45 UTC 版)
グノーシス・ミサ(The Gnostic Mass、専門的には Liber XV、すなわち『第十五の書』と称される)はアレイスター・クロウリーがモスクワに旅行中の1913年に書いた儀式である。構成において多くの点で東方正教会の聖体礼儀に類似しているが、グノーシス・ミサはセレマの諸原理の祝典というところが根本的な違いである。儀式は5人の司官を必要とする。司祭、女司祭、助祭、「子等」と呼ばれる二人の侍者である。儀式の終盤は聖餐(ワイン〔葡萄酒〕および光のケーキと呼ばれるホスチア〔聖餅〕)の相伴において頂点に達し、その後、会衆は「わが身に神々のものならざる部分なし」と宣言する。
- ^ Crowley, Aleister (1989). The confessions of Aleister Crowley : an autohagiography. London: Arkana. ISBN 9780140191899
- ^ The text of The Gnostic Mass
- 1 グノーシスのミサとは
- 2 グノーシスのミサの概要
- 3 グノーシスのミサの情景描写[2]
- 4 外部リンク
- グノーシスのミサのページへのリンク