信仰対象としての恵那山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 05:03 UTC 版)
恵那山周辺地域ではこの山に天照大神が産まれた時の胞衣 (えな) を納めたという伝説が残っており、この山の名前の由来ともなっている。また古事記で日本武尊が科野峠 (神坂峠) で拝したのも恵那山の神である。 江戸時代中期には毎年修験道者が礼拝に訪れ、前夜に恵那神社で禊ぎをして登山を行っていた。また明治から大正時代にかけては道路や登山道が整備された事により恵那講が流行し、白装束を来た一般人が多く訪れるようになった。 現在、恵那山山頂の恵那神社奥宮には 7 つの社が置かれている (以下黒井沢ルートから見た順序)。麓の中津川市の川上には恵那神社がある。 葛城社 (一言主大神) 奥宮本社 (伊邪那岐命、伊邪那美命) 富士社 (木花咲耶姫大神) 熊野社 (速玉男命) 神明社 (天照大神、豊受姫大神) 剣社 (天目一箇命) 一宮社 (猿田彦大神)
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