信仰実践の中の十字架
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 13:00 UTC 版)
カトリック教会や正教会などにおいては、「十字架発見」を始めとして、幾つかの十字架に関する祝祭日がある。 正教会においては年に3度、十字架のための特別の祭日がある[要出典]。大斎中の「十字架叩拝の主日」、8月の「十字架の出行の祭日」、9月の「十字架挙栄祭」である。十字架挙栄祭は十字架発見を記憶する祭で、十二大祭のひとつである[要出典]。またそれ以外のときにも、復活大祭など特別の折に、十字を先頭にした行列を行うことがある。これを十字行という。十字行は聖歌を伴う奉神礼の一種である[要出典]。 信者は十字架を身に付けるほか、指を用いて十字を描くのを常とする。 また正教会においては、主日ほか祭日の早課中と聖体礼儀の後、主教もしくは司祭が持つ手持ち十字架に接吻し司祭の祝福を受ける習慣がある。この十字架接吻で用いられる十字架は多く金製であり、十字架上のキリストの身体の象りを含む場合が多い[要出典]。
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