使用ピアノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 04:49 UTC 版)
「ショパン国際ピアノコンクール」の記事における「使用ピアノ」の解説
1927年第1回からスタインウェイが公式ピアノとして舞台で使用されており、コンクールの中で最も永い歴史を共にしている。最初期の開催回では、スタインウェイの他にベヒシュタイン、ベーゼンドルファー、プレイエルの3メーカーのピアノも公式ピアノとして採用されていた。しかし現在、後者の3つのピアノ・メーカーは公式ピアノとしてコンクールの舞台で使用されていない。 1985年第11回から日本楽器製造(現・ヤマハ)と河合楽器製作所(カワイ)が初めて登場し、スタインウェイ、ヤマハ、河合楽器の3メーカーが公式ピアノとして定着した。2010年第16回からファツィオリが公式ピアノに加わり、それから最新の2021年第18回までスタインウェイ、ヤマハ、カワイ、ファツィオリの4メーカーが公式ピアノとして定着している。 過去には、世界的な情勢などによって公式ピアノの数が異なった開催回がある。最も少なかったのは1965年第7回で、3台のスタインウェイだけが使用された。最も多かったのは1990年第12回で、スタインウェイ、ヤマハ、カワイから計7台が公式ピアノとして用意された。
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