使用したピアノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 16:11 UTC 版)
「ヴァルター・ギーゼキング」の記事における「使用したピアノ」の解説
ギーゼキングは録音にどのメーカーを使用したのかについては、吉澤ヴィルヘルムの「ピアニストガイド」には「グロトリアン・シュタインベグ」と記されており、使用記録はある。ただし、録音中のギーゼキングの演奏中の別のピアノの写真にはBECHSTEINの文字が記されており、ピアノメーカー専属アーティストというわけではなさそうである。 ベーゼンドルファーを好んだバックハウスと異なり、「使用するピアノには特に拘泥していない」ということであったらしく、ドビュッシー全曲日本公演はスタインウェイで行われた。ギーゼキングはドビュッシーの「ピアノのために」では第三ペダルを使用した痕跡が曲の頭にあり、これは第三ペダルを開発したばかりのスタインウェイ・アンド・サンズであるとみられている。
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