何紹基とは? わかりやすく解説

何紹基

清代後期書家。湖南省道州の人。字は子貞、号は東洲居士・蝠叟。幼時より経史小学精通し、書を能くする阮元師事し北碑篆隷金文を学ぶ。また顔法を根底において、各体を渾成した懸臂廻腕という独自の行草体を創りだした。鑑識にもすぐれる。著書に『東洲草堂文鈔』『東洲草堂詩鈔』等。同治12年(1873)歿、75才。

何紹基

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 16:24 UTC 版)

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何紹基

何 紹基(か しょうき、He Shaoji1799年 - 1873年)は、詩人学者能書家。字は子貞、号は東洲、晩号は蝯叟

湖南省永州府道州出身。父の何凌漢は戸部尚書を務めた。若い時に阮元・程恩沢の門下生となった。1836年進士となり、翰林院編修や文淵閣校理などの職を歴任した。1852年に四川学政となったが誹謗を受けて解任された。その後は済南長沙書院で主講を務めた。諸書を収集し、特に『小学』に通暁していた。書では顔真卿を基礎として篆書隷書の風格を併せもった書風を確立した。また篆刻も善くした。

書作品には、「行書 論書語四屏」・「行書 山谷題跋語四屏」などがある[1]

脚注

  1. ^ 浅見錦龍 『何紹基の書法』二玄社、1995年11月、72-80頁。ISBN 4-544-01368-2 



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