体重と脚の筋力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 01:51 UTC 版)
生物学においてバイオメカニクスの観点から、断面積に比例する(最大)筋力と、体積に比例する質量(地上では重量・重力)とが比較されることがある。例えばある昆虫を100倍に拡大したと仮定すると、体重は体積に比例すると考えられるので3乗の1,000,000倍だが、脚の筋力はその断面積に比例することから2乗の10,000倍に過ぎず、同一比率の足の太さではジャンプどころか体重を支えることも不可能になりかねない。よって大型の動物では、体躯に比して脚が太くなる傾向があり、筋肉の利きが悪い外骨格(特に歩行関連部位)構造は稀になる。
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