佐賀貰い子殺人事件(1905年発覚)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 01:37 UTC 版)
「貰い子殺人」の記事における「佐賀貰い子殺人事件(1905年発覚)」の解説
1902年、佐賀市内在住の40代の夫婦が、金目当てで生後6ヶ月の女児を養育費70円で引き取り1年後に餓死させた。ところが、医師が自然死の死亡診断書を書いたので事件は発覚しなかった。これに味をしめた夫婦は、行商人の女とともに、近隣各県から私生児を10円から25円の養育費で引き取っては殺害し土に埋めた。なかには生き埋めにされた新生児もいた。夫婦は逮捕され、被害者は60人よりも少し多いと自供した。1909年6月11日、夫婦に死刑、行商人の女に懲役12年の刑が確定し、夫婦は1913年2月8日に死刑が執行された。事件が発覚した頃、夫婦の蛮行に激怒した住民が夫婦の家を破壊したという。
※この「佐賀貰い子殺人事件(1905年発覚)」の解説は、「貰い子殺人」の解説の一部です。
「佐賀貰い子殺人事件(1905年発覚)」を含む「貰い子殺人」の記事については、「貰い子殺人」の概要を参照ください。
- 佐賀貰い子殺人事件のページへのリンク