佐見川 (岐阜県)とは? わかりやすく解説

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佐見川 (岐阜県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/23 13:39 UTC 版)

佐見川
佐見川最下流部
奥は中部電力・新七宗水力発電所
水系 一級水系 木曽川
種別 一級河川
延長 19.582[1] km
流域面積 62.3[2] km2
水源 尾城山(岐阜県)
水源の標高 1,133 m
河口・合流先 飛騨川(岐阜県)
流域 岐阜県

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東濃五色川とその周辺の地理

佐見川(さみがわ)は、木曽川水系の一級河川岐阜県加茂郡白川町を流れる。飛騨川を経て木曽川に合流する2次支川[3][4]

地理

佐見川・概略図
尾城山付近
国道256号岐阜県道62号(大野橋)
国道256号・岐阜県道62号(寺北橋)
小野日陰川
国道256号(成山橋)
稲田川
国道256号(薄野橋)
国道256号(紅葉橋)
国道256号(下林橋)
国道256号
JR高山本線
飛騨川

岐阜県加茂郡白川町の北東端にある尾城山に源を発し[2]、白川町白山付近で飛騨川に合流する。幹線流路延長20.6キロメートル、うち河川法区域延長は19.6キロメートル[2]

流域周辺は800-900メートルの険しい山容となっており、佐見川は峡谷を流れながら小野日陰川・稲田川などの谷川を集める[2]。流域の中ほどには狭い谷川平野があり、川沿いに集落が点在する[2]

飛騨川合流点手前の4.3キロメートルほどの区間の渓谷は「佐見川峡」と呼ばれる[5]。合流点直前の2-3キロメートルほどの区間は特に険しい峡谷であり、ここを抜ける交通路は昭和に入るまで存在しなかった[2]

主な支流

一級河川のみ、下流側から順に記載[1]

  • 稲田川
  • 小野日陰川

主な橋

ほぼ全区間にわたって国道256号と並行しており、大野橋・成山橋・紅葉橋などが架かる。

脚注

  1. ^ a b 岐阜県 (2021年4月1日). “河川調書” (PDF). 2022年11月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 角川日本地名大辞典「佐見川【さみがわ】」”. JLogos. 2022年11月21日閲覧。
  3. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川コード表編)” (PDF). 2022年11月21日閲覧。
  4. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川模式図編)” (PDF). 2022年11月21日閲覧。
  5. ^ 佐見川峡”. 全国観るなび. 2022年11月21日閲覧。

参考文献

  • 『白川町誌』、白川町誌編纂委員会、白川町、1968年



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