以上 (書状の後付)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/08 17:20 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動以上(いじょう)は、室町時代以降の手紙の追伸(追而書)の終結部分に書く言葉。いわゆる結語の一種である。
概要
追伸が終了した事を表す言葉で、右端の袖に書くのが決まりになっていた。また、追伸がない場合でも書く事があり、やがて近世になると追伸だけでなく一般の文書の末尾にも用いるようになった。特に男子の書状の末に用いられる事が多かったため男子の事を洒落て「以上」と呼ぶ例もあった。なお、これとは別に目録などの終結部分にも以上が用いられる事があった。
参考資料
「以上 (書状の後付)」の例文・使い方・用例・文例
- このホテルは500人以上の客を収容できる
- 彼は30以上の映画に出演した
- これ以上待っても何もいいことはないだろうよ
- 彼女はあの大きな家に10年以上もたったひとりで暮らしている
- 2つ以上の意味に取れる
- 彼の負債は50万円以上になる
- それ以上は遠くへ行くな
- これ以上は愛せないほど彼女を愛している
- 20歳以上の人ならだれでもこのコンテストに参加できる
- 私はとても疲れていてこれ以上勉強できない.いずれにしてもお腹がすいてきたんだ
- 私は今でもすでに借金しているので,私からこれ以上お金を期待しないでくれ
- その番組の視聴者は200万人以上だといわれている
- 彼女の学業成績は平均以上だ
- その事件に関する証拠はこれ以上なにかあるか
- 彼が10年以上わが家のかかりつけの医者です
- 彼女を1時間以上も待っているのです
- その山は半分以上雪に覆われていた
- 彼女は毎日10キロ以上走っている
- 彼女はデンマーク出身で演劇を教えている.それ以上は知らない
- とてもたくさんいただきました.これ以上はとても食べられません
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