代表的な同軸ケーブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 04:58 UTC 版)
「同軸ケーブル」の記事における「代表的な同軸ケーブル」の解説
インピーダンス50Ω(D型) - JIS C 3501・C 3502準拠3D-2V, 5D-2V, 8D-2V:無線機のアンテナ給電線に使われる。 5D-FB, 8D-FB, 10D-FB:無線機のアンテナ給電線に使われる。アマチュア無線で使われることが多い。絶縁体に発泡ポリエチレンを用い外部導体はアルミ箔と編組線を重ねたものが使われており、低損失である。 インピーダンス53.5Ω(RG型) - MIL-C-17準拠RG-58/U, RG-58B/U:アマチュア無線で使われることが多い。RG-58A/U・RG-58C/Uは、インピーダンスが50Ω、内部導体が撚り線。 インピーダンス73Ω (RG型) - MIL-C-17準拠RG-6/U(英語版):芯線にはAWG18を使用。RG-6A/Uはインピーダンス75Ω。外部導体までの直径は4.75mmで、4C-2Vと5C-2Vの中間サイズ。ケーブルテレビやアメリカでは、テレビ受像機のアンテナ給電線としてよく使われる。 インピーダンス75Ω (C型) - JIS C 3501・C 3502準拠4C-2V, 5C-2V:日本のテレビ受像機のアンテナ給電線に使われる。4C-2VはRG-6A, SYV-75-4(中華人民共和国国家標準BG T14864-93)相当、5C-2VはSYV-75-5相当、7C-2VはRG-11・SYV-75-7相当。 3C-FV, 5C-FV, 7CーFV:日本のテレビ受像機のアンテナ給電線に使われる、BS放送に対応した低損失タイプ。テレビ局やプロダクションのベースバンド伝送(BB, VBS, S-Bus信号)にも使用される。 S-4C-FB, S-5C-HFB, S-7C-HFB:日本のテレビ受像機のアンテナ給電線に使われる。CS放送に対応した超低損失タイプ。
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