他武道との関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 17:41 UTC 版)
植芝盛平は自流の名を合気道と確定するまでに幾度も改名しているが、その一つに「相生流」(あいおいりゅう)がある。天武無闘流九代目の時代に交流があった模様であるが、名称の相似はしかし偶然の一致と考えられている。もちろん前項に見られるような思想・発想自体は特異なものではないため、「まったくの偶然」というよりは「ある種の必然による偶然」と言えるのかもしれない。 宗家継承前の十代目が一時期玄制流で躰道の教程整備に関与していたことからか、一部の技術・用語に躰道との類似が見られる。しかし打撃技中心の躰道に対して、相生道の技の過半は柔手技であるという根本的な相違点がある上に、技の使用法や組み立て・用語の意味なども相当に異なっている。構え方ひとつをとっても、(誤解を恐れずに言えば)「空手的な構え」「いわゆる古流柔術的な構え」と表現できる違いが見てとれる。
※この「他武道との関連」の解説は、「相生道」の解説の一部です。
「他武道との関連」を含む「相生道」の記事については、「相生道」の概要を参照ください。
- 他武道との関連のページへのリンク