他地域への移入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 09:43 UTC 版)
本種は本来濃尾平野以西に分布するが、琵琶湖から各地の河川へ放流される養殖アユや二枚貝に本種の種苗が混入したことで東日本にも拡散した。1975年頃から利根川水系(霞ヶ浦など)で、1995年頃から北上川水系(伊豆沼・内沼など)で、1998年頃から信濃川および阿賀野川水系で、それぞれまとまった継代個体群が確認されるようになった。西日本でも、本来は分布しない四国各地などで定着が確認された。釣り人の移植放流や飼育個体の遺棄により、さらに生息域が拡大しているとも推測される。
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