他地域の類似のもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 20:40 UTC 版)
「カラカラ (器)」の記事における「他地域の類似のもの」の解説
千代香(ヂョカ、チョカ)()(鹿児島県、宮崎県)芋焼酎(薩摩焼酎など)の酒器で、主に薩摩焼(黒薩摩)で作られる平たい土瓶。直火で燗をすることを前提に作られていて、カラカラには無い蓋と取っ手(籐製)がついている。ちなみに鹿児島県ではカラカラも焼酎用として使用されているが、カラカラの機能がヂョカに含まれてしまっているため、この地方のカラカラは沖縄のものと異なり、おおむね重心が高く、通常の徳利に急須の注ぎ口を取り付けたようなものも見られる。 ガラ(熊本県)球磨焼酎(米焼酎)用の酒器で、有田焼の白いものが多い。直火で燗をすることを前提に作られている。形は沖縄のカラカラによく似ているが、2合5勺用が一般的なので大きい。同じく蓋や取っ手は無いが、焼酎が冷めにくいよう、掴んだ時に火傷をしにくいように首が細く長くなっている。
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