他の記数法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 12:07 UTC 版)
以上は通常の十進法での話であるが、10以外の任意の底における位取り記数法で全く同じことが考えられる。例えば、四進法における最大の左切り捨て可能素数は 333323(十進法で 4091)であり、それ自身および切り捨てた数 33323, 3323, 323, 23, 3(十進法で 1019, 251, 59, 11, 3)は確かに全て素数である。n = 2, …, 29 に対するn進法における左切り捨て可能素数の個数は 0, 3, 16, 15, 454, 22, 446, 108, 4260, 75, 170053, 100, 34393, 9357, 27982, 362, 14979714, 685, 3062899, 59131, 1599447, 1372, 1052029701, 10484, 7028048, 98336, 69058060, 3926(A076623) であり、その最大のものの(各々の記数法における)桁数は 0, 3, 6, 6, 17, 7, 15, 10, 24, 9, 32, 8, 26, 22, 25, 11, 43, 14, 37, 27, 37, 17, 53, 20, 39, 28, 46, 19(A103463) である(初項の0は存在しないことを意味する)。三十進法における最大の左切り捨て可能素数はどうやら巨大になるらしく、この次の項は知られていない。
※この「他の記数法」の解説は、「切り捨て可能素数」の解説の一部です。
「他の記数法」を含む「切り捨て可能素数」の記事については、「切り捨て可能素数」の概要を参照ください。
- 他の記数法のページへのリンク