今後の展望と課題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/28 07:17 UTC 版)
かつて2014年には、本四国霊場開創1200周年、瀬戸内海国立公園80周年という年柄が重なり、参拝者の増加があった。しかし、今後は、瀬戸大橋効果の衰退や少子高齢化などの時代の流れを反映して、徐々に衰退してゆくものとみられる。四国八十八箇所が世界文化遺産に正式登録された場合でも、一過性のブームに終わらないように、坂出市・香川県・国の行政レベルでの十分な対応が必要であろう。また、本四国八十八箇所は、世界遺産への登録をめざす動きが四国にはあり、2006年11月、文化庁に対して「四国八十八箇所霊場と遍路道」の「暫定リスト」への登載を求め、要望書を提出した。また、。しかし、世界遺産への登録申請は、世界遺産への登録申請は、本四国八十八箇所だけを局所的に取り上げるのではなく、小豆島八十八箇所霊場をはじめ淡路島・伊予大島・粟島・伊吹島・塩飽諸島などに広くみられる歴史的文化、環瀬戸内海文化圏全体をその対象とすべきであろう。
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