今城_(美濃国)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 今城_(美濃国)の意味・解説 

今城 (美濃国)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 03:03 UTC 版)

logo
今城
岐阜県
登城口の前にある石碑
別名 今村城
城郭構造 山城
築城主 小池刑部藤原之家継
築城年 天文年間(1532年-1555年
主な改修者 小池由紀夫
主な城主 小池刑部藤原之家継
廃城年 天正10年(1582年)以降
遺構 曲輪土塁堀切、碑
指定文化財 未指定[1]
再建造物 公園
位置 北緯35度22分49.3秒 東経137度03分04.0秒 / 北緯35.380361度 東経137.051111度 / 35.380361; 137.051111座標: 北緯35度22分49.3秒 東経137度03分04.0秒 / 北緯35.380361度 東経137.051111度 / 35.380361; 137.051111
地図
今城
テンプレートを表示

今城(いまじょう)は、岐阜県可児市にあった日本の城山城)。

概要

舌状に北へ突き出した丘陵支脈の先端部分にある標高約160メートル、比高差は約20メートルの愛宕山一帯に築かれた。城主の小池家継金山城主である森可成に仕えていた。

歴史

室町時代

天文年間(1532年-1555年)にこの地域の豪族であった小池家継築城した。

戦国時代

天正10年(1582年)に織田信長本能寺の変が起きた後、いままで森氏に従っていた東濃諸国の武将は反抗するようになった。森長可は反抗する武将を武力で鎮圧したが、その際に家継もその対象となった。その後、森長可の立ち退き命令により廃城となった。記録には残っていないが廃城後に改修した痕跡があることから、天正12年(1584年小牧・長久手の戦いの際に森氏が今城を改修したとみられている。

昭和時代

昭和35年(1960年)頃まで山頂部には愛宕神社が鎮座していたが廃社となっていた。

現代

現在は曲輪土塁堀切の遺構は整備されている。豪族城郭なので規模も小さく、山頂部に周囲を土塁に囲まれた本丸があり、虎口が南北に2個所開かれている。

登城口から登る途中に椎茸が栽培されているので基本的にこの道は私有地であり立入禁止になっている。そのため、城に行く際は右脇の農道を通るルートか裏の入口から行くルートしかない。山頂部は一辺が約30メートル位の平地になっている。三の丸に城主である小池家継の墓の小さな五輪塔が数基建っている。二の丸にはかつて小池家継が居住した屋敷が存在したといわれている。

ギャラリー

現地情報

所在地

交通アクセス

鉄道

路線バス

  • 東鉄バス(高速バス 西可児 - 名古屋線)
    • 姫が丘バス停より徒歩約15分
  • さつきバス
    • 西可児・姫治線(今公民館バス停)より徒歩2分
    • 清水ケ丘・西可児線(姫が丘4丁目バス停)より徒歩約15分
    • ※(両路線とも金曜日しか運行していなく、往復3便しか出ていない)

自動車道

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク


「今城 (美濃国)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「今城_(美濃国)」の関連用語

今城_(美濃国)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



今城_(美濃国)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの今城 (美濃国) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS