人頭税廃止のクイチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/02 22:42 UTC 版)
「クイチャー」の記事における「人頭税廃止のクイチャー」の解説
「漲水のクイチャー」とも呼ばれる。 「保良(ぼら)真牛(まうす)沖縄(うき゜な)から 上り(ぬぶり)参(んみゃ)ばよ ヤイヤヌ ヨイマーヌーユ 上り(ぬぶり)参(んみゃ)ばよ ニノヨイサッサイ ササ ハイ ハイ ハイ」 現在は次の歌が歌われる。 漲水の舟着ぬ砂んなぐぬよ ヤイヤヌ ヨーイマーヌーユ 砂んなぐぬよ ヒノヨイサッサイ(漲水港の船着き場の砂々よ) 粟んななり米んななり上りくばよ ヤイヤヌ ヨーイマーヌーユ 上がりくばよ ヒノヨイサッサイ(粟となり米となり波のように打ち寄せてくれたら) 島皆ぬ三十原ぬ兄小たやよ ヤイヤヌ ヨーイマーヌーユー 兄小たやよ ヒノヨイサッサイ(島々の三十村々の若者たちも) ピラとぅらだ カニや押さだゆからでぃだらよ ヤイヤヌ ヨーイマーヌーユー ゆからでぃだらよ ヒノヨイサッサイ(厳しい人頭税から解放され、幸せになれるのに) 大神グスフヂ 並び折波小がまぬよ ヤイヤヌ ヨーイマーヌーユー 折波小ぬよ ヒノヨイサッサイ(大神島の浜辺に打ち寄せるさざ波よ) 糸んちゅなりかしんななり 上がりくばよ ヤイヤヌ ヨーイマーヌーユー 上がりくばよ ヒノヨイサッサイ(機織の糸となって打ち寄せてくれたら) 島皆ぬ三十原ぬ 姉小たやよ ヤイヤヌ ヨーイマーヌーユー 姉小たやよ ヒノヨイサッサイ(島々の三十村々の娘たちも) ぶやんうまだかしやかきだ ゆからでぃだらよ。ヤイヤヌ ヨーイマーヌーユー ゆからでぃだらよ ヒノヨイサッサイ(厳しい人頭税の宮古上布を紡がされずに、幸せになるのに) ※本節は分かり易くするために一部意訳をしています。
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