人口調査の実施とその変遷
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1871年5月22日(明治4年旧暦4月4日)に戸籍法が公布され、各地より提出された戸籍(壬申戸籍)に基づき内務省により1872年3月8日(明治5年旧暦1月29日)付で『日本帝国民籍戸口表』が編纂された。翌1873年(明治6年)から1886年(明治19年)までは、各年年始の1月1日現在、1886年(明治19年)以降1897年(明治30年)までは各年年末の12月31日現在での戸籍上現存する人口によって作成した戸籍表を提出させ、これを集計して毎年の全国の「戸籍表」または「戸口表」が調整された。戸籍法の改正の結果、1898年(明治31年)以降は人口統計事務が内閣統計局に移り、より詳しい統計を把握する目的で1898年(明治31年)より5年毎(1898年(明治31年)、1903年(明治36年)、1908年(明治41年)、1913年(大正2年)、1918年(大正7年)の各年末に本籍人口と現住人口をまとめた『日本帝国人口静態統計』が公表された。同調査の中間各年については『日本帝国人口静態統計』の値に加減して各年の人口を算出し、『日本帝国統計年鑑』に掲載された。1920年(大正9年)10月1日以降以降は国勢調査により5年毎に実地調査が行われるようになる。
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