交通ひょうしきステッカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 09:47 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (こ)」の記事における「交通ひょうしきステッカー」の解説
交通ひょうしきステッカー(こうつうひょうしきステッカー)は、「交通ひょうしきステッカー」(てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』第4巻に収録)に登場する。 日本の道路標識を模したステッカー。裏面に誰かの名前を書いて実物の標識のように街路に貼っておくと、その人物は標識の指示に強制的に従わされてしまう。また、ステッカーが人に貼ってある場合も効果があり、対象の人物(ステッカーの裏面に書かれた者)の近くにそのステッカーを貼られた者がいた時にその効果が発揮される。 進入禁止 「車両進入禁止(303)」を模したステッカー。ドアに貼ると、そのドアに入ろうとしても通り過ぎてしまい、入れなくなる。 けい笛ならせ 「警笛鳴らせ(328)」を模したステッカー。「ブブ〜、ブブ〜!」と警笛の口まねをさせられる。 矢印の方にだけ、進め 「指定方向外通行禁止(311-B)」を模したステッカー。わき道に突入し、どこかへ走り去ってしまう。 ゆっくり進め 「徐行(329-B)」を模したステッカー。動作(と言葉)がスローモーションになってしまう。 車をとめるな 「駐停車禁止(315)」を模したステッカー。いきなり走り出し、またどこかへ行く。止まることはできない。 すべりやすい 「すべりやすい(209)」を模したステッカー。突如転倒する。 落石注意 「落石のおそれあり(209の2)」を模したステッカー。何かが降って来る。作中ではボールが飛んできた。 そのほかのきけん 「その他の危険(215)」を模したステッカー。作中ではジャイアンがジャイアンの母ちゃん、先生、および犬にまとめて追い回された。 なお、作中ではその他の危険標識は母、先生、犬に追いまわされるという設定だが、実際の「その他の危険」の標識は「なだれ注意」(豪雪地帯に多い)、「蛇出没注意」(青山墓地付近)、「波しぶきに注意」(能登半島の海側などに多い)などで、該当する注意標識が存在しないものに使われている。
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