交聲詩 海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 17:29 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『交聲詩 海』(こうせいし うみ)は、日本の作曲家・三善晃の混声合唱組曲。作詩は宗左近。2台のピアノによる伴奏がつく楽曲である。全体の演奏時間は約10分。
概説
合唱団OMPの委嘱により作曲され、1987年6月7日の第5回定期演奏会(サントリーホール)にて初演された。指揮:栗山文昭、ピアノ:田中瑤子・浅井道子。合唱団OMPは同年に開催された第40回全日本合唱コンクールでも同曲を自由曲として演奏し、一般B部門で金賞1位を受賞し、さらに全部門1位を意味するコンクール大賞を受賞した[1]。詩は宗左近による書き下ろし[2]であり、6編の詩が2編ずつ3部にまとめられて作曲されている。曲は〔Ⅰ〕〔Ⅱ〕〔Ⅲ〕の3部構成となっているが、これらは全て繋がっており、全体としては単一楽章の楽曲である。
1993年に発表された「日本の合唱作品100選」に選出されている。三善による合唱曲は本作のほかに「五つの童画」「クレーの絵本」「三つの抒情」「オデコのこいつ」が選ばれており、100選のうち5作品が三善作品である。
楽譜
- 混声合唱と2台のピアノのための「交聲詩 海」(カワイ出版、1988年)ISBN 978-4-7609-1100-4
脚注
- ^ “全日本合唱コンクール全国大会 開催地・金賞受賞団体”. 全日本合唱連盟. 2019年12月4日閲覧。
- ^ 三善晃 『混声合唱と2台のピアノのための「交聲詩 海」』カワイ出版、1988年3月1日、2頁。 ISBN 978-4-7609-1100-4。
関連項目
「交聲詩 海」の例文・使い方・用例・文例
- 海外旅行をする
- 海を漂流して
- 海上生活
- 海で泳ぐのがこわい
- 私は毎朝海岸沿いに犬を散歩させる
- 私は休暇は山か海のどちらかで過ごそうと提案した
- メキシコシティーは海抜2,240mにある
- 北海道は大変な雪だ
- 入り江,入海
- 私の書斎から見える海はとても美しい
- 地球の大気は海面付近が一番濃い
- 海岸には日光がさんさんと注いでいた
- 大海戦
- 大波が海岸に打ち寄せていた
- 彼女は海のそばに住んでいる
- 彼は自家用のヨットに乗り込むと世界一周の航海に出発した
- 航海日誌
- 海外旅行のブーム
- 潜水艦を無事に海底に着地させる
- 領海内で
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