交流磁気治療器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 20:55 UTC 版)
医療機関向けの据え置き型の交流式磁気治療器。機器の先端部の磁気は80ミリテスラ程度である。昭和医科大学の研究チームの研究では、交流磁気治療器(50Hz、表面磁界45ミリテスラ)の上に孵卵器を置き摂氏37度に設定し、前骨髄性白血病細胞由来の培養株細胞(HL-60)に対して1時間の磁気照射を行った後、24時間培養を続けたところ、がん細胞に対するアポトーシスが誘導されたとの報告がある。この研究からがん細胞に対する交流磁気照射による治療法の可能性が期待されている。
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