井上頼子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/22 05:42 UTC 版)
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井上 頼子
いのうえ よりこ
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| 生年月日 | 1963年9月30日(62歳) |
| 出生地 | |
| 出身校 | 福岡教育大学 |
| 所属政党 | 無所属 |
| 当選回数 | 1回 |
| 在任期間 | 2023年1月29日 - 現職 |
井上 頼子(いのうえ よりこ、1963年9月30日[1] - )は、日本の政治家。福岡県小竹町長(1期)。
来歴
福岡県行橋市出身[2]。1988年3月、福岡教育大学卒業[1]。小学校の教員となる。1989年に結婚。嫁ぎ先の小竹町の米穀店での手伝いを通して、地域と関わるようになる[2]。
2012年4月、特定非営利法人学童保育協会を立ち上げ、理事や事務局長を務めた[1][2]。
2022年12月11日に行われた小竹町長選挙に立候補し、元町議の河島大紀ら2候補を破り初当選した[3]。2023年1月29日、町長に就任。
※当日有権者数:6,132人 最終投票率:66.45%(前回比:pts)
| 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 井上頼子 | 59 | 無所属 | 新 | 1,891票 | 48.12% | |
| 河島大紀 | 36 | 無所属 | 新 | 1,687票 | 42.93% | |
| 山下美丸 | 75 | 無所属 | 新 | 352票 | 8.95% |
2025年3月3日、井上は町議会で、小竹町立病院の財政状況について答弁。赤字が続いており「これ以上自治体直営による運営は難しい」と述べ、病院としての維持を断念し、入院を受け入れない無床診療所とする考えを表明した[4]。同年6月10日に開かれた町議会全員協議会で、町は、病院を民営化せずに町直営を維持した場合、町民1人当たり年間約1万4000円の財政負担が必要になる試算を明らかにした[5]。
脚注
- ^ a b c 『未来を創る女性首長たち』 2025, pp. 194–197.
- ^ a b c “人が集まるところに楽しみやしごとが生まれる”. 一般社団法人 生涯活躍のまち推進協議会 (2023年9月17日). 2025年10月21日閲覧。
- ^ “小竹町長選、井上氏が初当選”. 西日本新聞 (2022年12月13日). 2025年10月20日閲覧。
- ^ 岩田誠司 (2025年3月4日). “福岡の公立病院、廃院・縮小相次ぐ 小竹町では町立病院を診療所に”. 朝日新聞. 2025年10月21日閲覧。
- ^ “経営難の町立病院、民営化しないなら町民1人年間1万4000円の負担…福岡県小竹町が試算”. 読売新聞 (2025年6月11日). 2025年10月21日閲覧。
参考文献
- 『未来を創る女性首長たち』女性首長によるびじょんネットワーク実行委員会、2025年3月28日。
外部リンク
| 公職 | ||
|---|---|---|
| 先代 松尾勝徳 |
2023年 - |
次代 現職 |
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